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SNTPCLOCK sntpclock (エスエヌティーピークロック)

Windows用SNTPクライアント(時計合わせソフト)です。
ネットワーク上のSNTPサーバーとの通信により時計を正確に合わせます。
SNTPプロトコル Version4 (RFC 2030) に対応しています。
Windows 11 でWifi環境での動作確認済みです。

標準スタイルのスクリーンショット
(標準スタイル)

メタリックバースタイルのスクリーンショット
(メタリックバースタイル)

■主な仕様

■インストール

ZIPファイルを解凍してできたフォルダを適当な場所に置いてください。
PCの時刻を変更するためには管理者権限が必要です。
以下のいずれかの方法を選択してください。
なお、管理者権限のないユーザーは時刻変更はできません。

  1. ログイン時に実行する場合
  2. ログイン時に自動的に時刻合わせをするように設定するためにはタスクマネージャーへの登録が必要です。
    「タスクスケジューラへの登録.bat」を右クリックし「管理者として実行」を選択します。
    「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と表示されるので「はい」を押します。
    「成功: スケジュール タスク "sntpcklock" は正しく作成されました。」と表示されたら登録は完了ですので何かキーを押してください。
    念のため「タスクスケジューラの表示.bat」を実行し、タスクが登録されていることを確認してください。

  3. 手動で実行する場合
  4. PCの時刻を変更するためには管理者権限の付与が必要です。
    sntpclock.exeを右クリックし、メニューから「プロパティ」を選択します。
    「互換性」タブにある「管理者としてこのプログラムを実行する」をチェックします。

■旧バージョン(v0.20以前)からのアップデートの場合

旧バージョンでスタートアップに登録していた場合は、アップデートする前に「オプション」タブの「スタートアップに登録」のチェックを外しておいてください。
外し忘れた場合は、「スタートアップからの削除.bat」を実行することで削除できます。

■アンインストール

  1. タスクの削除
  2. ログイン時の自動実行設定をした場合はタスクを削除する必要があります。
    「タスクスケジューラからの削除.bat」を右クリックし「管理者として実行」を選択します。
    「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と表示されるので「はい」を押します。
    「成功: スケジュール タスク "sntpcklock" は正しく削除されました。」と表示されたら削除は完了ですので何かキーを押してください。
    念のため「タスクスケジューラの表示.bat」を実行し、タスクが削除されていることを確認してください。

  3. プログラムの削除
  4. 実行ファイルの含まれているフォルダごと削除してください。

■ダウンロード

Warning! 注意!
このプログラムを使用したことにより生じたいかなる損害も当方は一切責任を持ちません。
同様に、初期値に設定してあるサーバーを提供されている企業・団体には一切責任がありません。
自己責任の上でのご利用をお願いします。

このプログラムはフリーソフトです。転載・配布は自由です。
ESET Nod32 V19 でチェック済みです。

sntpclock 実行ファイル sntpclock-v021.zip (ZIP形式圧縮ファイル、91KB)

■クイックスタート

プログラムを起動すると自動的にサーバーとの通信を行い、時刻を合わせます。
「実行」を押すと再度時刻合わせをします。
通常スタイルの場合は、通信したいサーバーをリストから選択することができます。
メタリックバースタイルの場合は、「サーバー切替」を押すと次のサーバーに切り替わります。
PCの起動時に自動的に時刻あわせを行うことができます。
下記の「設定方法」を参照してください。

■設定方法

「設定」ボタンを押すと設定ダイアログが表示されますので、下記の要領で設定してください。

■「オプション」タブ

■「サーバー」タブ

SNTPサーバーを設定します。
サーバーリストの下のエディットボックスにサーバー名を入力し、「追加」を押すとリストに追加されます。
最大32個のサーバーを設定できます。
リストの項目を選択し、「↑」、「↓」を押すとサーバーの順序を入れ替えられます。
一番上のサーバーを起動時に使用します。
「テスト」を押すと、選択したサーバーとの通信テストを行います。

■「通信」タブ

リトライパターン等の詳細パラメータを設定します。
ネットワークの起動がPCの起動より遅くてタイムアウトになってしまう場合などに設定を変更して調整してください。
通常はデフォルトのままで結構です。

■SNTP(NTP)サーバーについて

NTPサーバーの初期値として下記のサーバーが設定してあります。

なお、なるべく近いサーバーを使用する方が誤差が少なくなりますので、下記の要領で設定してください。

  1. プロバイダのNTPサーバーを使用する。

    プロバイダがNTPサービスを行っている場合があります。(OCN等)
    NTPサーバー名はプロバイダにより異なるので、各プロバイダに問い合わせてください。

    【参考】プロバイダのNTPサーバー例
    注)これらのサーバーはそのプロバイダに加入している端末からしかアクセスできません。
    OCNの場合
    wakwakの場合
    ぷららの場合
    ASAHIネットの場合

  2. 学校や企業の場合

    NTPサーバーが設置されているかどうかシステム管理者に問い合わせてください。

  3. 公開NTPサーバーを使用する。

    インターネット上にいくつかのサーバーが公開されていますのでそちらを設定することができます。

  4. 自前のNTPサーバーを使用する。

    当ソフトはファイアウォール内からプロキシサーバー経由で時刻合わせをすることはできません。
    PCがLAN内にある場合で、自前のNTPサーバーを立てている場合はそちらを設定してください。

注)Stratumおよび通信間隔について

NTPサーバーには「Stratum」という階級があり、1~15に分けられています。
「Stratum-1」のサーバーは他の階級のNTPサーバーの基準となる特別なサーバーです。
Stratum-1のサーバーへアクセスすることは控え、Stratum-2以下のサーバーにアクセスするようにしてください。
(Stratumは通信テスト時に表示されます。)

なお、v0.15からは同一アドレスへの1分以内のリトライをしないようにしました。
そのため、サーバーリストに複数のアドレスを設定することをおすすめします。

■バージョン履歴

バージョン 日付 変更内容
V0.21 2025/11/13 初期サーバーリストの見直し。
スタートアップへの登録機能削除
タスクスケジューラへの登録用バッチファイルを同梱
V0.20 2006/01/03 うるう秒補正待機機能をONにすると1分毎に通信を行ってしまうバグの修正。
V0.19 2005/12/18 最前面表示設定を追加。
うるう秒補正待機機能を追加。
同一アドレスへの1分以内の自動リトライ禁止機能が働かない場合があるバグを修正。
V0.18 2005/10/27 うるう秒イベントログ保存機能を追加。
うるう秒警告表示機能を追加。
V0.17 2005/04/09 時刻表示、デバッグ表示、ログ保存の時刻が12時間制になっていたのを24時間制に修正した。
時刻表示の12時間制/24時間制を選択できるようにした。
V0.16 2005/04/07 前回表示位置が記憶されないバグの修正。
V0.15 2005/04/03 C言語で全面的に作り直した。
表示スタイルを変更できるようにした。
リトライ時のサーバー自動切り替え機能追加。
1回の通信処理で最大3回リトライしていたのをやめた。
同一アドレスへの1分以内の自動リトライを禁止した。
(サーバー負荷軽減のため)
サーバーの初期値にRing Server ProjectおよびインターネットマルチフィードのNTPサーバーを追加した。
V0.14 2004/06/28 ウインドウの表示位置を設定できるようにした。
V0.13 2004/03/08 「エラーがあっても閉じる」オプションの追加。
OSがWindowsXPのときにLunaスタイルになるようにした。
V0.12 2003/11/13 リトライパターンの詳細設定ができるようにした。
V0.11 2003/08/25 日本語フォントおよび一部のフォントが設定できないバグの修正。
V0.10 2003/08/23 設定変更があったときだけiniファイルを書き込む機能が働いていなかったのを修正。
サーバー名編集ボタンの動きに問題があったのを修正。
最小補正時間の入力に問題があったのを修正。
V0.9 2003/07/22 往復通信遅延時間が非常に短い時、往復通信遅延時間のデバッグ表示がおかしくなるバグの修正。
通信のリトライを行ったとき、デバッグ表示に通信回数だけ表示されて理由が表示されない場合がある問題の修正。
V0.8 2003/07/19 往復通信遅延時間の計算式を修正。
通信中にディセーブルにしていないコントロールがあったのを修正。
V0.7 2003/07/15 Windows 2000 / XPで時計を変更する権限がない場合、時計が変更できなかったことを表示するように修正した。
V0.6 2003/07/14 うるう秒警告(LI)の取り扱いが間違っていたため、うるう秒がある日に時計が修正されなくなる問題の修正。
ログファイルを残す機能を追加。
NTPサーバーの初期値に米国NISTのサーバーを設定した。
V0.5 2003/07/08 ある条件の文字列をサーバー名に入力し、追加するとプログラムがロックしてしまうバグの修正。
Stratum1のサーバーの通信結果中、Reference Identifieの行が改行されない問題の修正。
V0.4 2003/07/06 内部計算処理をローカル時刻で行っていたため、夏時間等の条件により正しくない時刻を設定してしまうことがあった。システム時刻(UTC:協定世界時)で計算するように修正。
受信データ内容をチェックしていなかったため、正しくない時刻を設定してしまうことがあった。受信データのチェック処理を追加。
サーバー名の最大長を63文字に制限した。
デバッグ表示を追加した。
iniファイルを毎回書き込んでいたのを、設定変更があったときだけ書き込むように変更。
V0.3 2003/06/20 ネットワークより先にPCが立ち上がった場合を考慮し、通信リトライ処 理を変更した。
最小補正時間の数字チェックを追加。
V0.2 2003/06/16 スタートアップにショートカットを登録する機能を追加
時刻合わせ終了後、自動的に閉じる機能を追加
V0.1 2003/06/02 サーバーリストを何も選択しない状態で「下へ」ボタンを押すと
「リストのインデックスが範囲を超えています」とワーニングが出る問題の修正。
V0.0 2003/06/01 初回リリース

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